南部地方えんぶり2020 (その2)

昨夜の雷は凄かったですね!という話題から遡ること5ヶ月ほど(〃 ̄∇ ̄)ノ
南部地方、百石、八戸の3つのえんぶりをやる地域の中で1番最初に始まるのがここのえんぶりです。
(クリックで大きな画像がご覧いただけます)
町中での一斉摺りが始まりました。南部町の剣吉は小さな町ですが、毎年招待されるえんぶり組を合わせると、
10組のえんぶり組があるわけでして、摺り始めから摺り納めまでの僅か30分かそこらの時間では
全部見ることが出来ません。(剣吉えんぶり組)
(高瀬町内会えんぶり組)
こちらは招待された「ながえんぶり」の階上町平内えんぶり組です。
えんぶりには激しく頭を振る「どうさいえんぶり」と、
動作はゆったりとして静と動を繰り返す 「ながえんぶり」がありまして、
南部地方のえんぶりは全て「どうさいえんぶり」で太夫の烏帽子には馬のたてがみを模したヒラヒラが、
「ながえんぶり」の太夫のリーダー的存在の藤九郎の烏帽子にはボタンやウツギの花があるのが特徴です。
打ち出の小槌の大黒舞。
恵比寿舞の兄ちゃんはちょっとイケメンだな。
玉掛えんぶり組はいつものおっさんたちでして、なんかほのぼのとしてしまいます。
玉掛のアイドル登場。
玉掛の特徴はこの日の丸扇子。
花火がなると今度は最後の舞台の南部芸能伝承館へ。
ここで少々休憩を挟みまして再び一斉摺りが始まります。
Hちゃん、それ焼酎のお湯割りじゃないよね?(笑)
恵比寿舞の時には紅白の餅が飛び交います。おばちゃんたちは餅の争奪戦。
下斗賀も若い太夫だから激しい摺りで格好良いね♪
格好良い太夫になれよ~!
各えんぶり組はこの後それぞれ門付けに出かけます。
この日は土曜日でしたが日曜日までいろいろな所でえんぶりの摺りを披露してるんです。
雪がないえんぶりは見る方もやる方も楽なんですが、やっぱ写真的には風情ってもんがなくなるかな?
最近は自分の身体的にあっちこっちガタが来てるから、来年はどうなるかなと思いながらの記事でござます。