南部地方えんぶり2020 (その1)

もう直ぐ梅雨が明けて本格的な夏が到来!って時に、北国に春を呼ぶ ”えんぶり” の話題でございます。
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青い森鉄道の剣吉駅に降り立つと先ずは目につくレトロな建物。
そこから速足で10分ほど歩くと剣吉神社が見えてきます。
伝統行事えんぶりはその神社から始まります。
剣吉えんぶり組の摺りが始まると、いよいよという感じですね。
えんぶりの摺りをする太夫は若者に変わっていくのが常ですが、
この剣吉えんぶり組は唯一神社の社殿前で摺る組ですから、特に格好良い摺りをしてもらいたいですね。
境内の下では他のえんぶり組もお囃子を奏でています。
数年前までは南部町内の殆どのえんぶり組が集結して摺ってたんですが、最近では少なくなりました。
南部町のえんぶりの囃子方の中には、名川秋祭りで艶やかな着物を着て山車の舞台で
南部手踊りを披露するお嬢さん方も参加していまして、春と秋をワンセットで見ることをオススメいたします。
まあ本音を言うとあんまりオススメしたくないんですがね。またまた人が増えちゃうから。
最近はマジでカメラマンが増えましたしね。
神社での行事が一通り終わると、お次は町中を練り歩くえんぶり行列です。
町のお祭りや伝統行事に楽しそうに参加している子供たちを見ていると眩しささえ感じます。
さて町に繰り出したえんぶり組たちは所定の位置に着くと摺りを披露するのでございます。
つづく
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