2021年11月の鳥っこ (シジュウカラガンとハクチョウ)

ワシ探しに行く途中の田んぼに、たくさんのハクチョウたちがいました。
ほぼほぼいつもの光景なので、そのままスルーして現場へ。
(写真をクリックしても粗ばかり)
いきなりオオワシと遭遇するも杉の先っちょが超邪魔!
しかも手前の枝も相まって飛ばれてもちゃんと撮れず。これって鳥認識があるカメラなら撮れちゃうわけ?
別の場所で若いオオワシ。露出を間違えてた感じ。
これがRAW現像できるならまだ良いけど、只今現像できない状態が続いてます。
シルキーピクスの市川ラボラトリーにメールするも全く返事来ず。
オオワシが飛んでった頃に八戸野鳥の会のMさんからシジュウカラガンが居ますと。
どれどれ行ってみようかと、朝通過した田んぼへ。
ハクチョウは見えるんだけど?
ん?あれか?逆光気味でよく見えず。
Mさんたちと連絡を取り合って場所まで案内して頂きました。
おおっ!初見のシジュウカラガンです。
シジュウカラガン
全長:60cm
頭からくびは黒く、両頬と喉は白い。数少ない冬鳥として、農耕地、湖沼、内湾などに渡来。
(日本野鳥の会 BIRD FUNより)
かつては日本にたくさん飛来していたシジュウカラガン。それが1940年頃には殆ど来なくなりました。
その原因は、世界的なキツネの毛皮ブームで、日本政府はシジュウカラガンの繁殖地である
千島列島の多くの島々でアカキツネやホッキョクギツネの放し飼いを開始。
キツネは、戦う術もないシジュウカラガンを殆ど食べ尽くしてしまいました。
1938年〜62年まで観察記録が途絶え、絶滅したと考えられていましたが、1963年に再発見。
その後、紆余曲折を経て1991年のソ連崩壊により千島列島に行くことが可能となり、
1995年にカムチャッカの増殖施設で生まれた16羽の若鳥を放鳥、その後放鳥は計13回行われ、
2007年には初めて幼鳥を連れた家族が発見され、2010年には100羽、2017年には5000羽を超える数に。
こちらでも割と最近見れるようになってたんですね!
これを知ってたらもっとちゃんと撮れば良かった。直ぐ居なくなっちゃったんだよなぁ (T▽T)
あ、こっち見てる。
それにしても、さっきからシャカシャカシャカシャカ音がしてると思ったのは、
ハクチョウたちが餌をついばむ音だったんだ。
パパとママと子供たち
こっちは若者軍団。
やっぱ200‐800mmの望遠レンズだけじゃ撮り方が限られちゃうな。
帰り道、なにか哀愁漂う後ろ姿で道路歩いてる鳥。
ユリカモメでした。なんで道路歩いてたんだか?
本来はこっちだよね。
初見のシジュウカラガンは撮るには撮ったけど、なぜかピンが甘いのが多くて写真選びに苦労しました。
手振れ起こしてるのかなぁ。野鳥撮影は一期一会。そんなこっちゃあかんで。