2021年9月の鳥っこ (シギシギシギ・・・)

シギチ・・・野鳥をこよなく愛する人々とふれあい初めて知った言葉。
(写真をクリックしないとよく分かんないのもあるかも)
シギやチドリを総称してシギチなどとバードウォッチャーから呼ばれていますが、
なんでそんな括り方するんだろう?もしかしたらこの時期に集中的に見られるからなのかな?
彼らは繁殖地はシベリア方面、越冬はオーストラリア方面とかなりの長旅をするものが多く、
その途中に日本に立ち寄るんですが、ここら辺では夏の終わりに多く渡来するようです。
ところが野鳥初心者に極めて近い立場の自分では見分けがつきにくいのが多く、
これらの写真もてっきりタカブシギだと思っていたらエリマキシギなんだとか。
あんなに図鑑やネットの写真と睨めっこしてたのに専門家はいとも簡単に判別。
エリマキシギって言ったって襟巻ないじゃん!(夏羽ではオスにあるそうです)
エリマキシギ
黄色味のある褐色で、背に黒いまだら模様(幼鳥)。
全長:♂32cm ♀25cm
入り江、海岸沿近くの水田などの湿地に飛来するが、少ない。
雌はムクドリ大だが、雄は一回り大きい。
冬羽は黄色味がなくなり、夏羽雄ではえりまきのような羽がはえる。
(BIRD FUN 日本野鳥の会より)
分かんねぇなぁ分かんねぇなぁと思ってたら猛禽通過。これのお陰で皆飛んでっちゃった。
君も分かり辛いけどオオタカくんですか?
群れて飛びながらピッピッピと鳴くのはタカブシギなんだそうですが?
こうなると分かりません。
君は遠くても分かるアオサギくん。
コジュリンのメス?
こちらは初見のアカエリヒレアシシギ。当然、野鳥の会の人に聞きましたよ。
だってどこにも赤い襟なんてないじゃないですか!
アカエリヒレアシシギ
全長19cm。翼を広げると37cmにもなります。長距離旅行者のため翼が長い鳥です。
夏羽では首が赤色になるので赤襟鰭足鷸(アカエリヒレアシシギ)です。冬羽は背側が灰色。
北極海沿岸など北方のツンドラ地帯で繁殖しますが、抱卵、雛の養育はオスが受け持つ珍しい種類。
そのため派手な色彩をしていて体が大きいのは、メスなのです。
(サントリーの愛鳥活動 日本の鳥百科より
こちらはアカエリヒレアシシギとトウネン。
アカエリ・・・メスだったら遂この間まで赤い襟だったんでしょうかね?
こちらも襟はないけどエリマキシギ。
タシギとエリマキシギ。
タシギは冬鳥と図鑑には書いてますけど・・・。
海に行ってみました。シギチは田んぼにも海にもいるんです。
トウネンの群れ。
ミユビシギと小さいのはトウネン。
こちらはトウネンばっかり。
ちょっとずつ秋の気配が現れてきました。
早く季節に追いつきたい(大汗)