2021年6月の鳥っこ (幸せの赤い鳥)

今年もやってきました。この季節!
(写真をクリックしても良いことなし)
幸せの赤い鳥アカショウビンに出逢うために十二湖に向かう途中の深浦の千畳敷海岸。
毎年最低でも年に1回は訪れてます・・・いや往復してるから2回か。
偶には海の傍の向こう側まで行ってみたいなとは思うものの、
アカショウビンに逢いたいという気持ちが先立って、未だに向こう側まで行ったことがありません。
ここら辺ではアオバトも飛んでますから時間に余裕があれば半日でも居たいんですけどね。
そしてまたまた定番の驫木(とどろき)駅。JR東日本の五能線の駅です。
数年前までは直ぐ傍に民家が一軒ありましたが、それも取り壊され正にポツンと一軒家状態です。
驫木駅に着いた時に既に車が1台止まってまして、なんか工事のおっさんみたいな人がウロウロ。
なんだろうと思ってたら鉄道会社の人だったのね?
観光列車リゾートしらかみの新型かと思ったら新しい車両(GV‐E400系)なんですね。
去年まで走ってたキハ40系っていう気動車だったんですけど、そのディーゼルエンジンのカラカラと言う音、
走る時の頑張ってる感が好きでしたが、このGV‐E400系は電気式気動車とかいうらしく、
ディーゼルエンジンで電気を作ってモーターで走るんだそうです。
田舎の方まで近代的な列車になってきたんですけど、もっとレトロ感とか出せないもんですかね?
近代的になるにしても外国の列車みたいに「おっ!」というデザインとかね。
どこもかしこも似たようなステンレスの箱にシール張ったみたいな列車って味気ない気がします。
このシリーズは津軽線や奥羽本線とかでも使うらしく、津軽に行くとどこ行っても見ちゃいそうです。
先を急がないと・・・本当はもっとゆっくり観光したいんです。だって深浦の海岸線って本当に綺麗なんです。
西海岸で午前中だからほぼほぼ順光だし、こんな天気の良い日は尚更です。
ということで10時半前に十二湖に到着。
先着さんにどうですか?と尋ねたら朝6時頃に出たっきりだと。
昨年と違って池の水量は多いものの鳴き声は全く聞こえず。
やっぱ十二湖に来たんだったら青池でしょ!ということで、ちょっと期待しながら行ってみました。
PLフィルター付けるんだった。ってか、そもそもこの標準レンズ用のPLフィルター持ってたっけ?
イワナが数匹泳いでます。幼稚園の団体さんが騒ぎながら来たので退散。
鶏頭場の池。
昨年はヤマセミが飛んでましたが鳥屋のおっさんとベチャクチャ喋りながら岸辺に近づいたら、
ヤマセミが逃げたと若い兄ちゃんに文句言われて平謝りしたっけ(笑)
オシドリのママと雛たち。
よくオシドリ夫婦なんて言いますが、オシドリが仲良く夫婦でいるのは秋から翌年の春までで、
メスが卵を産む頃にはオスは居なくなって、シングルマザーとなるのです。
んで、その秋には別のオスとペアを組むんです。
落口(おちくち)の池。
落口の池の畔に茶屋があるんですがその横に小さな沢が流れ出ています。
沸き壺の池からの沢だそうで、これで抹茶を出してくれるのだとか。
今回は行きませんでしたが沸き壺も青池ほどではありませんが青い池なんです。
いた!と思ったら・・・着いてから4時間近くも探し回っているので枯草もそう見えてくるし( ̄∇ ̄#)
更に1時間後、遂に遂に今年初アカショウビン登場!
そんなとこに隠れないで~!
アカショウビン
全長27cm。全体が鮮やかな赤褐色で、くちばしは目立つ赤色。腰に青色の斑があります。
日本では全国で夏鳥で、よく繁った広葉樹林に生息し、枯木などに穴を掘って巣にします。
さえずりは「キョロロロロ・・・」とだんだん小さくなる声。うすぐらい深い森の奥で、
火の玉が燃えているような、朱色がかった美しい鳥が鳴いています。
(サントリーの愛鳥活動 日本の鳥百科より)
サントリーさんの日本の鳥百科の良い所は、野鳥の鳴き声も聞けるんですよね。
嬉しいからカメラ目線のアカショウビンも。
池に被る枝に止まってくれたので、池にダイブして餌を獲ってくれるのに期待して、水面に置きピン。
薄っすらと水面に飛び込もうとするアカショウビンが写ってます。
で、悔しいかな、横たわった木の向こう側にダイブ。そんな隙間があったのね (T▽T)
この日はそれっきり。場所が悪かったのか、時間が悪かったのか、タイミングが悪かったのか。
普段の行いが悪いっていうのは言いっこなしです。