2021年6月の鳥っこ (キツネとライファー)

せっかく2ヶ月世間に追いついたと思ったら9月になってまた3ヶ月になってしまった(汗)
いやはや時の流れというのは早いもんです。
ということで、6月のある朝、仏沼に向っていたら牧場でキツネを見かけました。
(写真をクリックしてもお得なことはありません)
いつもなら車を止めただけで逃げてしまうキツネですが、この時は獲物に全集中で、こちらに気が付かず。
獲物にダイブ!うちのワンコもこれやるんですよね。風で草がなびいてるだけなのにダイブ(笑)
どうかな!?
「ああ、失敗したぁ~」 というような顔でその場を立ち去りました。
ホオジロ。朝一にキツネを見たし、なんか良いことありそうな予感♪
チョウシャクシギ
ムナグロ!初めて見ました!これって鳥屋さんで言う ”ライファー” ってやつです。
ライファーとは人生で初めて見る鳥の事を言うのだそうですよ。
ムナグロ
全長24cm、翼を開くと67cm。全長値が24cmのツグミは翼開長39cm。
本種は長距離旅行者のチドリの仲間ですから、とても長い翼をしています。
(サントリーの愛鳥活動 日本の鳥百科より)
このムナグロって伊達に翼が長いわけではなく凄い飛行能力があるんです。
ムナグロの渡りについてアメリカのグループが調べたそうなんですが、越冬地はオーストラリア界隈で、
そこから春に日本にやってきます。そして夏にはアラスカまで飛び繁殖。
秋になるとアラスカからオーストラリアまでの4800~4900kmを3~4日で移動しているらしいのです。
あの広い広い太平洋を時計回りに渡って歩いてるんです。凄っ! (@o@;)
秋に日本で見られるという少数の個体は逆回りしてるんでしょうかね?
そんなこと聞いたら今度会った時には愛おしさが倍増しそうです。
こちらもムナグロ。
ムナグロは雌雄同色だそうですから、茶色い冬羽から黒い胸元の夏羽への換羽前でしょうかね。
(若鳥かもしれないけど)
う~む、何とも言えない田植えですな。都会の線路みたい。
ムナグロだ!と張り切って撮影してたんですが、八戸野鳥の会のKさん御一行が通りかかりまして、
この田んぼの奥にケリがいるよと。え?そ、そんなの居ましたっけ?( ̄∇ ̄#)
ケリ
全長36cm。チドリの仲間の脚の長い鳥。
アジア東部の温帯域に生息し、日本では東北・関東・中部・近畿などにとびとびに分布して繁殖しています。
水田、池沼畔、湿地などに生息し、水田の畦や荒れ地に巣をつくります。
東北・関東などのものは、冬期には温暖な地に移動しています。
(サントリーの愛鳥活動 日本の鳥百科より)
ここら辺ではなかなか見かけない夏鳥だそうです。自分が来る前は結構傍に居たらしいです。
遠くにいましたが一応これもライファーってことにしましょう。
ケリだけに、写真的にはまだケリがついてない!というオヤジギャグを炸裂させて記事を終わります。