2021年6月の鳥っこ(オオセッカとツバメチドリ)

初夏の仏沼と言えばオオセッカ!
(写真をクリックしてもなぁ)
5月頃から仏沼ではオオセッカが囀り始めます。
ピョロロロロロロ・・・・・・・
ピチョピチョピチョピチョ♪ そんな感じで空中に弧を描きながら囀るんです。
Mさんから、撮影するときはオオセッカにとって向かい風の時が狙い目だと教わりました。なるほど!
オオセッカ 絶滅危惧種
全長:13cm。ヨシ原や周辺の草地で見られるが、多くない。
関東から東北の太平洋岸や秋田県で繁殖し、冬は本州中部で見られる。
(日本野鳥の会 BIRD FANより)
なぜだか知りませんが今年は3年ぶりに数が減少しているそうです。
絶滅危惧種で日本では繁殖している所が数ヶ所しかないとされています。
ただ小川原湖周辺では葦原に行けば数羽程度の声が聞こえてきますので、
仏沼以外でも少しは繁殖しているのでしょうね。
ホオアカ。
アオジかな?
オオセッカの飛び待ちをしていたら目の前をツバメが通り過ぎました。
このツバメ、随分デカいツバメだな・・・カ、カモメ?違う違う!!
これ、あとで聞いたんですがツバメチドリという名前なんだそうです。
ツバメチドリ 絶滅危惧種
全長:26cm。西日本の干拓地などで少数が繁殖するが、ほかではまれ。
(日本野鳥の会 BIRD FANより) ←随分あっさり目の解説でんな
それこそツバメの様に飛びながら虫を食べるんだそうです。
飛ぶスピードも飛び方もツバメそっくりです。こちらではなかなか見る機会が少ない野鳥なんだそうですよ。
2羽で突如登場してサーっ!サーっ!と飛び回って、あっという間に居なくなりました。
仏沼では時々見られるとのことでしたので、機会があれば今度はちゃんと撮りたいです。
で、再びオオセッカ。
夏になると小川原湖畔とかでよく目にするコチドリです。
コチドリ
全長16cm、翼を開くと44cmほど。渡りをしないコゲラが全長15cm、翼開長26cmと比較すると、
遠距離を渡るチドリの仲間の翼の長さが良くわかります。
ユーラシア大陸に広く分布していて、日本には夏鳥として渡来し、九州から北海道で繁殖しています。
西日本以南では、越冬しているものもいます。
逃げる時は最初はチョコチョコチョコチョコ走って逃げることが多くてなんか可愛いです。
仏沼を出ようとしたときに何か発見。
傍に寄っても微動だにしないモズ。誰かフェルトで作ったモズを飾ってるのかと思うくらい動きませんでした。
この時期の仏沼はいつ来ても飽きないですね~♪