イチョウの巨木巡り2018 (階上町)

十和田の法量のイチョウを撮ってから、久々にイチョウ巡りでもしようかと思ったんですが、
イチョウの黄葉って地域差とか木の性質?大きさ?の違いで随分進み具合が違うんですよねぇ。
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法量のイチョウを撮った次の日に出かけたんですが、階上の銀杏木窪の大銀杏の黄葉は始まったばかりでした。
う~ん残念だなぁ。ま、同じ県南でもこの辺りは比較的暖かい地域だしね。
ということで、近くの寺下観音に立ち寄りました。
これって動かせれば願いが叶う的な石なんでしょうけど、ギックリ要警戒で触りもせず。
そういえば寺下観音って姫蛍もいるらしいけど、心霊スポットでも有名だったんじゃ?
仁王門と寺下観音堂。
寺下観音堂は、神亀元年(724年)に行基という僧侶が海潮山應物寺として開山したと伝えられています。
神亀って元号は724年から729年までの僅か5年間だけなんですな。この時代の天皇は聖武天皇だそうです。
観音堂の所には素晴らしい石仏がずらり。
彫り士の仏への畏敬の念が伝わってくる感じ。
雨がポツポツ来てなきゃ一体一体じっくり見たかったですな。
潮山神社。
ここのイチョウは真っ黄っ黄。
天気が良ければ山の上の灯明堂にでも行こうかと思ってたんですが、雨脚が強くなりそうなので断念。
このデカい木はなんだ?と思ってたらメタセコイア。
メタセコイアって木はどうやら大昔からあった木ではないようです。
”当初は日本を含む北半球で化石として発見されるのみで絶滅した植物と考えられていたが、
1946年に中国四川省(現在の湖北省利川市)で現存していることが確認された”(WIKIPEDIAより)
それから僅か3年後の1949年に日本と皇室がそれぞれメタセコイアの挿し木と種子を譲り受け、
全国各地の公園、並木道、校庭などに植えられているんだそうです。
雨も酷くなってきたし寺下観音の駐車場の直ぐ隣にある 『東門』で昼食です。
ここは店内に流れるジャズを聴きながら階上の蕎麦を食べられるという、知る人ぞ知るお店なのです。
ジャズには全く興味がないのですが、シーンとしてるよりは良いかなと。
時々コンサートとかもやっているそうです。
階上蕎麦、美味しゅうございました。
イチョウ見に来たのに、殆ど寺下観音の話題になっちゃった記事でしたねぇ (〃_ 〃)ゞ ポリポリ